1972年、日中国交正常化の象徴としてカンカンとランランが来日して以来、日本中が空前の「パンダブーム」に沸き立ちました。その熱狂は動物園の長い行列に留まらず、私たちの生活の隅々にまで浸透し、数え切れないほどのパンダ玩具を生み出してきました。

現在昭和の町「駄菓子屋の夢博物館」では、昭和の高度経済成長期から令和に至るまで、時代ごとに愛されてきたパンダグッズを集めました。初来日当時のどこか素朴な表情のぬいぐるみから、高度な技術でリアルな質感を再現した近年の玩具まで、その造形は時代の空気や技術の進化を色濃く反映しています。

パンダは常に「平和」や「癒やし」の象徴として、子供たちの成長に寄り添ってきました。かつて手に取った懐かしい玩具との再会を通じて、日本人がこの愛くるしい生き物に注いできた情熱の歴史と、変わらぬ親愛の情を感じていただければ幸いです。



コメント